ボルダリングとうんていDIY
先日、自宅の廊下にうんていをDIYしました。
ツーバイフォー材とステンレス巻パイプではしごを作り、それをツーバイフォー材で柱を作って固定しました。
このままだと子供たちがうんていに届かないので、壁面にボルダリングのホールドをつけることにしました!
ボルダリングで上に登り、うんていで往復してまたボルダリングで降りるという遊びができるように作ります。
クライミングホールドを楽天でポチる
クライミングホールド32個セットをポチりました。
アンカーが付属していますが、爪付きナットも必要なのでM10のセットを探してポチりました。
材料調達
近くのカインズホームでコンパネを選びます。
口コミを見ると18mmの厚みが必要と書いていましたが、子供たちはまだ小さいので12mmの厚さのコンパネでも十分いけそうです。
価格的にも安かったので2枚ゲット。
コンパネ選び
OSBボード 910×1820×9mm ¥1250
9mmの厚さなので×
OSBボード 910×1820×12mm ¥1450
表面がザラザラなので×
針葉樹構造用合板 910×1820×12mm ¥1350
これに決定!
厚めの板はお値段高め。
木工用ドリル
クライミングホールドについてるボルトも爪付きナットもM10なので木工用ドリルも10mmを買いました。
(追記:実際には12mmが必要でした)
わたしの持っているインパクトドライバー
この価格でコードレスインパクトドライバーを買えるので一台持っておくとDIYで作れるものの幅が広がります。
組み立て開始
サンダーがけ
表面をサンダーで削って怪我をしないようにします。
無い方は紙やすりで
電動ドライバー・サンダー・ジグソー(電動ノコギリ)がひとつになったこちらもおすすめ
ホールドの穴を空ける
10mmのドリルをインパクトドライバーに取り付けて穴を空けます。
ここで問題が発生。
爪付きのナットはM10ですが、それを埋め込むためには12mmくらいの穴が必要だったようです。
もう一度12mmの木工用ドリルを買いに行くのは面倒なので10mmのドリルでがんばって穴を少し広げました。
ドリルを回転させながら穴の中をぐるぐる動かせばなんとか少しずつ削ることができました。
ホールドの取り付け
ボルトを締めると爪が板にめり込んで固定できます。
仮でホールドを取り付けてみました。
板を柱に固定すると追加の穴あけ+爪付きナットの取り付けはできないので、多めに穴を空けて爪付きナットを設置して更に接着剤で外れないようにしておくことをオススメします。
そうすることによって新たにホールドを増やしたり一度設置したホールドを移動させたりする時に取り外して設置が簡単になります。
ホールドがついたコンパネをそのまま壁に固定しようとすると爪付きナットが出っ張って既存の壁を傷つけてしまいます。
うんてい固定用に立てた2×4の柱の内側に厚さが半分の1×4の柱を3本入れてその上からコンパネを固定します。
そのため裏に1×4の柱がない場所にホールドの穴を空けました。
次男がお手伝い


付属の六角レンチでホールドを取り付けます。
固定する前にお試しで登らせてみる
柱に固定する前に次男にお試しで登らせて見ましたがびくともしなかったので問題なし!
おそらく垂直より角度を手前に倒す場合はもっと厚い板を使う必要があるように感じます。
柱に固定する
写真には写っていませんがコンパネの向こう側に1×4の柱が3本入っています。
1×4の柱を固定してその上からホールド付きのコンパネをかぶせます。
これで既存のツーバイフォー材とほぼ面一になりました。
ツーバイフォー材の上に板を打ち込んで固定する方法だとその分廊下が狭くなるので今回の方法を採用しました。
最後に金具でコンパネとツーバイフォー材を固定して完成!
賃貸なので今回ももちろん壁にビスを一切打っていません。
足元にマットを敷いて完成!
敷いたマットはもともと家にあったものを利用しました。
完成した瞬間から大喜びで登ってくれました。
長男はボルダリングウォールを登ってうんていを往復することは余裕でできました。
年中の次男はうんていにつかまるところまではなんとかいけました。
毎日繰り返し登っているうちにうんてい往復も余裕になってくるでしょう!
鍛えられる部分
- 握力
- 背筋
- バランス感覚
- 体幹
遊びながら鍛えられるのがいいですよね!
プールの泳ぎも速くなってくれると期待しています。
あと大人もうんていで懸垂ができるので広背筋が鍛えられます!
ぶら下がっているだけでもストレッチになるので気持ちがいい!
廊下にあるので通るたびにぶら下がりたくなります。
指のトレーニング用にフィンガーボードも設置しようか検討中
気をつけた点
- ザラザラやササクレた部分は全てサンダーでつるつるにして怪我を防止
- 金具やネジ部分も触って怪我しそうなところはテープを貼って予防
- 大人が乗ってもびくともしないか確認しました
- あまり高くしてしまうと万が一落下した時に怪我をするので、ホールドをつける部分は1820mm一枚分だけにしておきました
まとめ
家の中にボルダリングウォールやうんていがあると雨の日でも運動ができます。
一日一回でもうんていをするのとしないのとでは1年後、数年後に大きな差ができます。
かといって毎日公園に連れて行くのも大変です。
小さいうちにしっかりいろいろな遊びをさせたいと思います。
12mm以上の厚さのコンパネがあればボルダリングウォールをつくることはさほど難しくありません。
小さい子供たちは登れるところがあれば登ろうとします。
それは本能が勝手に上半身を鍛えるように司令を出しているのだと思います。
脳から司令が出ている間にその願望を叶えてやれる仕組みを作ってやるのは親の仕事です。
ボルダリングは危険と隣り合わせなので自己責任でお願いします!