プロスペクト理論
あなたは「プロスペクト理論」を聞いたことがありますか？
マーケティングの行動経済学について学んだことがある方はご存知だとおもいます。
簡単に言うと「得をした嬉しさよりも、損をしたガッカリ感を強く感じる」
人は得することより損をしないように行動するという心理があります。
損に異常に敏感だと言えます。
プロスペクト理論を子育てに利用できないか考えてみた
親が子供たちのスポーツや勉強を知らない間に上位レベルまで引き上げる作戦です。
そうすると子供たちは下位レベルの友達から優越感を得ます。
その位置を守りたい。下位に落ちたくないと考えて自然に努力するようになると考えました。
筆者自信も小さい頃から体を動かす事が好きで、さまざまなスポーツをやっているうちに気づいたら運動ができる上位グループにいました。
学生時代、野球少年はだいたい他のスポーツもできてクラスの中心人物になってしまうものですが。
ではどのように勉強も運動も上位グループに入れるようにするのか？
運動
幼少期からなるべく外に連れて行って運動させる。
わが家は近くに河川敷があるので仕事が早く終わった日は散歩やサッカーをしに河川敷へ行くようにしています。
往復歩いて行くのでそれだけでもいい運動になります。
広い河川敷に連れて行ったら勝手に走り回ったりサッカーしたり、フリスビーや野球をするので総合的に運動神経がよくなります。
人間の成長に必要な３６のからだの動き
幼児期にたくさん基本動作を経験すれば、運動に関する神経系の発育するといわれます
運動に関係のある脳の神経系の発育は、１２歳までにほぼ１００％に達します。
河川敷では親があれしろ！これしろ！とは言いません。
好きな遊びや運動をさせるようにしています。
日曜日は一年に５２回しかありません。
日曜日だけ遊びにいくのと、平日も時間があれば遊びに連れて行くのとでは運動量が全然違います。
幼少期は親が運動の環境や機会をいかに与えてやれるかで運動ができる上位に入れるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
しっかり運動する→おなかが減る→たくさん食べる→ぐっすり寝る
運動することで生活習慣も良くなり、体も成長します。
家の中でも運動できる環境を整えています。
うんてい＋ボルダリングをDIYしたり、トランポリン、鉄棒付きのジャングルジムもリビングに置いています。
勉強
わが家は現在７歳５歳２歳の男三人兄弟です。
長男と次男には去年からタブレット学習のスマイルゼミをやっています。
幼少期から自然と勉強できるようにお風呂に知育ポスターを貼っています。
勉強しろ！と言わなくても勝手に目に入ってくるので覚えてしまいます。
毎月選書のプロが発達段階にあった絵本を選んで届けてくれるサービスを利用しています
朝起きたらすぐに机に向かえる環境を整えています
このようにとりあえずできる勉強の環境は整えました。
やるかやらないかは本人次第です。
「馬を水辺に連れて行くことはできるが、飲むかどうかは馬次第」
小２の長男の成績はどうなの？
運動面も勉強面も今の所、上位グループに入れているようです。
しかし両方ともダントツトップになってくれると期待していたので少し残念です。
このまま上位グループを維持して欲しいです。
まとめ
いかかでしょうか？
上位グループに自然に入れて、本人たちがその地位を維持するように自然に努力してくれると後は楽です。
気づいた時にすでに下位グループで、そこから上位グループに這い上がるには相当努力が必要です。
運動・勉強はできたほうがいいですが、それより望むのは本人が心の底から熱中できるものを見つけてくれることです。
運動・勉強はほどほどでいいので何か一つだけ唯一無二の存在になれるように早く見つけてほしいものです。
