3人の息子の父の育児ブログです。子育てで経験した日常の情報を紹介していきます。

3brothers house

[賃貸でもDIY]廊下に子供用のうんていをDIYしました!

投稿日:2019年12月3日 更新日:

うんていが脳に及ぼす良い効果

自宅にうんていを設置したいけどスペースがない

賃貸なのでDIYなんて無理!

という理由でなかなか自宅の中にうんていを設置するのは難しいと考える方は多いと思います。

 そんな方にオススメな方法があります!

それは廊下にうんていを作って設置してしまう方法です。

廊下にうんていを作ることで部屋のスペースを使うことなくうんていを設置することができます。

そして高さを身長より高くすることにより通行時もじゃまになりません。

 

今回もツーバイフォー材を使った簡単なうんていのDIY方法を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

買うと高い!

 

 

アマゾンでもうんていは販売されていますが、高いし場所をとります。

廊下を有効に利用できる今回の方法はオススメです。

 

 

水泳の池江選手の自宅のリビングにもうんていがあります!

池江選手の強さの秘訣は「自宅にうんていがある」ということは知られています。

これは池江選手の母親が七田式幼児教育の代表をされていて、うんていが身体的知能をアップさせると知り池江選手が小学5年生の時に設置されたそうです。

生後半年頃から母親の親指をつかまらせてぶら下がり運動させていたそうです。すごい!

 

 

雲梯 ブレキエーションの効果

 

腕を伸ばしてぶら下がることにより、背骨をまっすぐにし、胸を広げます。

胸郭と肺の成長を促し、より成熟した呼吸機能

より多くの酸素が脳に供給されることになります。

手のひらでつかみながら進むことは、手のひらへの触覚の刺激となり、より器用に手が使えるようになります。

横棒をつかみながら進む時、目は毎回つかむ横棒に焦点を合わせます。これは、奥行きの認識力や目と手の協調を高め、手先の作業をする時の集中力を高める

 

アメリカの専門家グレン・ドーマン


 

 

 

https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

 

児童における長期間のうんてい遊びが能動握力および受動握力に及ぼす効果について

本研究では, 小学校4年生男女児童を対象として, 校庭の「うんてい」施設を利用したうんてい移動遊びを1日5~10分間 (1人最低1回以上の実践) , 週5日の頻度で7ケ月間にわたり実施させ, その際における能動握力と受動握力への効果について検討した.おもな結果は, 以下の通りである.

1.7ケ月間のうんてい遊び期間中におけるうんてい移動達成者の比率は, 男子は50.0%から71.4%, 女子は58.8%から94.1%に向上した.

2.うんてい移動中における筋電図記録では, 手がバーを保持した瞬間とバーから離れる瞬間には上腕二頭筋と上腕三頭筋に一時的な強い放電, バーを保持している間は腕橈骨筋と橈側手根屈筋に持続的な筋放電が認められた.

3.7ケ月間のうんてい遊び終了時において, 運動群の能動握力は男女とも増加 (女子P<0.05) したが, 通常群とに有意差は認められなかった.これに対し, 受動握力は, 男女とも有意に増加 (P<0.01) し, 通常群とに有意差 (男子P<0.05, 女子P<0.01) も認められた.

4.7ケ月間のうんてい遊びによって, 上腕囲と前腕囲は有意な増加を認めなかった.

以上の結果から, 小学校児童における長期間のうんてい遊びの継続は, 能動握力よりも受動握力の向上に顕著な効果が認められ, それは筋肥大よりも神経系による影響がが大きいと推察された.

古俣 龍一,宮崎 義憲 論文

能動握力:握力計で計る握りつぶす力

受動握力:握った手を開かれないように耐える力

能力の高いアスリートはこの握力計では計れない受動握力が高いことがわかっています。

息子たちには自宅の廊下のうんていで遊びながら身体能力を向上させて欲しい。

 

 

 

作業工程

寸法測定

GoodNotesで書いたイメージ

まずは廊下の寸法を測っていきます。

GoodNotersに廊下の写真を取り込んで寸法を書いていくとイメージしやすいです。

うんていの長さは廊下の始まりと梁までの距離で2650mmにしました。

うんていの幅は廊下の幅とジャストくらいになるようにざっくり計算しました。

ステンレスパイプの長さを815mm。ツーバイフォー材を深さ25〜30mm穴を空ける計算です。

 

まずは買い出し

近くのホームセンターで材料を買います。

 

GoodNotesのいいところはIpadproで寸法などを計って記入すると、出先でiPhoneで開いて内容を確認できること。

出先までIpadproを持ってでなくてもいいんです!

便利ですね!

 

 

 

 

 

ステンレスパイプはすでにアマゾンで購入していた木工用ボアビットの直径に合うのを探しましたが、欲しかった30mmがなかったので直径25mmのステンレスパイプにしました。

一番長いので1820mmだったのでカットしてもらえるか聞くと、カットのサービスは木材のみでした。

 

 

仕方がないので自分でステンレス巻パイプをカットすることにしました。

パイプカッターは1380円税抜でした。

 

 

 

 

L字のアングルで柱部分とはしご部分を固定します。

@218/個 

 

 

このシンプソン金具で固定しようかと思いましたが、金具部分で怪我をしそうなので却下。

 

 

購入したもの

  • ツーバイフォー材 12f @980×2  1960円
  • ツーバイフォー材  6f @348×8     2784円
  • ステンレス巻パイプ 直径25mm×1820mm @980×4  3920円
  • パイプカッター   1380円
  • L字のアングル  @218円×8 1744円
  • ワッシャー木用ネジ 90本入り 398円
  • 木工用ボアビットセット 5本組 2,100円

合計14,286円でした。

 

ツーバイフォー材の長い方は2650mmだけでよかったのですが、10fが売っていなかったので12fをカットしました。

 

 

https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

材料搬入

 

     

車と部屋の往復。もちろん誰も手伝ってくれません。

 

コンベックスで測ります。

バーの間隔は300mmにします。

この時に間隔はしっかり測りましたが、センターは適当だったのではめ込む段階で少し苦労しました。

廊下の長さに合わせて2650mmのツーバイフォー材を使いました。

 

 

インパクトドライバーに木工用ボアビットを取り付けます。

25mmを使います。

初めて使うのでドキドキ。

押し込みながら穴をほっていきます。

貫通させるとステンレス巻パイプが壁にあたってクロスに傷がつくので、貫通させないように深さを測りながらほりました。

 

 

 

 

ステンレス用パイプカッターでパイプをカットしていきます。

 

 

これも初めての作業でしたが、案外簡単でした。

切りたい長さを計って鉛筆かペンで印をつける

パイプカッターで挟んで、手元のグリップを徐々に締めながらパイプをくるくる回せばカットできます。

 

うんてい部分の完成

 

空けた穴にステンレス巻パイプをはめ込んでいきます。

上から挟んで穴の奥まで届くように金槌で叩きます。

 

その場で持ち上げて設置しようとしましたが、ツーバイフォー材の角が壁にあたって水平にできません。

それはジャストの寸法で作っているからです。

リビングで一旦水平にしてから廊下側に押し込んで設置しました。

 

 

https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

 

柱部分を組み立てたら完成!

 

柱部分を組み立てるのは簡単です。

6f(1820mm)のツーバイフォー材を立てて、最下部にも一本寝かせました。

最下部の一本は柱一本にかかる加重を分散させるためです。

 

うんてい部分と固定するのにL字のアンブルを使用しました。

壁面にはネジを打っていませんが寸法がジャストなので全くグラグラしません。

L字のアングルの怪我をしそうな部分にはテープを貼って予防しました。

 

 

完成!

90キロのわたしが試してもびくともしませんでした。

ステンレス巻パイプがしなることもありません。

ステンレス巻パイプの真ん中部分を両手で持ってぶら下がると少しだけしなる感じがある程度です。

グラグラするようなら柱を片方に3本から4本に追加しようかと思いましたが、全くその必要はありませんでした。

作業時間は半日程度です。

 

廊下はフローリングですので厚めのクッションマットを敷いています。

2歳の三男が勝手に登ってしまわないように、まだ柱になにも取り付けていません。

 

 

 

大人も使える!

 

子どもたちの為に設置したうんていですが、われわれ大人も懸垂するのに十分使えます。

子どもたちと一緒にうんていを楽しむことで、握力・背筋のアップ、肩甲骨周りの柔軟性もと血行も良くなるので肩こり予防になります。

 

パパ
うんていしなさい!

と命令するより、一緒に楽しむことが大事ですね!

 

 

https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

まとめ

 

自宅の廊下にうんていがあることによって

  • 雨の日でも室内で運動ができる
  • 握力、背筋を鍛えることができる
  • 廊下のデッドスペースを利用できる
  • 買うと6万以上しますが、DIYすると1万ちょい(使わなくなったら、解体するのも簡単です)

 

次回は壁面にコンパネを設置して、ボルダリングのホールドを取り付けてうんていまで登れるようにします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • B!